海外転々としてるけど、やってることは特に日本と変わらない

沢山歩いて、お家を見つけて、人と出逢って、ご飯を食べて、仲良くなったり、恋をして、寝るだけ

チュニジアにボンジュール”bonjour”

 

2年前と全く変わらない風景が広がる。

寂しげな鉄パイプのベンチが並ぶ搭乗出口にタクシーはいるかと容赦なくアラビア語で話しかけてくる男性の服装は貧富の差を嫌という程感じさせる。

 

リビアからくるリビア人の彼の飛行機が遅れているのでベンチに座る。

隣のスカーフで髪を覆っている女性に挨拶をして英語を話せますかと聞くと苦笑いをされたが、優しい雰囲気の彼女に押されて、誰か待っているかと聞くと息子の搭乗を待っていることがわかり、2人して長い時間リビアからの便を待った。

 

搭乗口から出てきた彼の顔はなんとも疲れたてた顔だった。空港で半日待たされたらしい。

 

こんにちは、マルタからチュニジアまでは役1時間、体感時間は40分程度でした。


 チュニジア旅行から随分経ってしまいました。2回目の1週間チュニジア旅行はとても楽しかったですよ!

 

周囲からチュニジアでホテルではなくAirbnbでアパートメントを借りたというととても驚かれるので、怖がらないで!こんなに素敵なんだよ!という思いを込めて今回は私の泊まったアパートをご紹介します。

 

チュニジアアパートメント

チュニジア アパートメント 

トイレがリビングルームと寝室にそれぞれあり、シャワールームは寝室にあります。

さらに、広く整理整頓されたキッチンがリビングの隣の部屋にあります。

 

オーナーは白に近い輝くブロンドの髪に青い瞳のフランス語を話すチュニジ人の女性です。最初にフランス訛りのアラビア語を必死に使って部屋を案内してくれていましたが最後には諦めて全てフランス語に切り換わりました。

 

美味しいレストランを紹介してくれたり、海辺の道を教えてくれたりととても優しいお母さんの様な方でした。

 

始めに行っておくと私はチュニジアがあまり好きではありません。

 

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しかし、2回目では1回目とは変わった景色を見ることが出来ました。

そしてチュニジアの印象も変わりました。

 

 こんなことを言うのはおかしいかもしれませんが、トイレに入ってヒジャブをつけた女性がニコッと笑ってくれただけで、チュニジへの印象がガラッと変わりました。

 

こんなものなんだと思います。人がその国を嫌いになるのも好きになるのも偉い政治家の人の話しを聞いたり、その国の内容をメディアで読んだり聞いたりするよりも、ただ道端で挨拶をされたり、アパートのオーナーとお話したり、コーヒーを頼んだりする時のその平凡で飾らない一瞬でそこの国が嫌いか好きか、決まるんじゃないでしょうか。

 

日本オリンピックでたくさんの国の人が日本を訪れると思います。

オリンピック選手だけではなくて、私達も日本代表です!

日本に住んでいる人のちょっとした対応次第で、私みたいに、その国が好きか嫌いか決まるんだと思います。

 

話しが変わりますが

 

今回、やっぱりチュニジアはフランスの植民地だったんだなと強く感じました。

 

フランスパンを持ちながら歩く男性

メニューの表記は殆どフランス語

紅茶と小さなケーキのカフェ

パリの街並みを思わせる建物

 

2年前に一緒にフランス旅行に行った彼バキルと、ここはリトル・パリだと冗談を言いながら、チュニスの観光地を歩きました。

 

ちなみに、ブログのイラストが描いてくれました。

彼はアーティストで、リビアのテレビ業界でコマーシャルのダイレクターをしている方ですが、日本の漫画が大好きで将来の夢は漫画を書くことだそうですよ。 

<実はバキルとはトルコでも会っています>

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空港でライフルを装備した警備員に英語で「出口はどこですか」と聞くと困った顔をし、隣にいる明らかにアラブ人の彼にアラビア語で話しかける。

 

”僕を恥かしめないでよ、君 アラビア語喋れるだろ。”

 

チュニジアでは英語がこれといって役に立たない。