海外転々としてるけど、やってることは特に日本と変わらない

沢山歩いて、お家を見つけて、人と出逢って、ご飯を食べて、仲良くなったり、恋をして、寝るだけ

ロシアになんて誰も行きたくない

働きたがらない脳みそを使って考える。

 

「ここは本当にイスタンブール空港なのだろうか。」

 

一年前に行ったイスタンブール空港は歴史がある雰囲気だった。

 

そこで、トルコ人の友達が「一ヶ月前に新しいイスタンブール空港が開いたのよ」と言っていたのを思い出す。

 

あぁ、そうかここは新しいのか。着いた時は全く気づかなかった。

 

ここは成田空港や羽田空港と変わらない。ご丁寧に寝る場所まで用意されて、充電できるところが全ての椅子の横に設置されている。どこにでもある綺麗で広くて便利な空港だ。

 

気分が少し沈んで行くのを感じながらスターバックスへ立ち寄ると”how are you ”も”good morning” もなしに「注文は」とトルコ語で聞いてくる無愛想な定員に安心する。

 

トロント暮らしが長かったせいか、何かとフレンドリーさを求めてしまっていたが、ここはトルコで、私は旅行者だ。

 

トルコはとても日本と似ている。トルコ人同士のコミュニティはとても強いが旅行者に対しては言葉の壁がコミュニケーションの邪魔になり、弱い。

 

殆どのトルコ人が自国の言葉しかしゃべらず、遅い時間まで働く。日本そっくりだ。


おはようございます。マルタへ帰ります。


前回の記事でリビアの友人に会いにイスタンブールへ急遽行くことになったのは1週間前でしょうか。

 

時が経つのはあっという間ですね!

 

リビアの友人についてですか。彼はリビアでテレビコマーシャルのダイレクターとして働いています。

そんな彼がなんでイスタンブールにきているかと言うと、ヨーロッパ旅行を目の前にトルコでヨーロッパに行くためのビザを申し込む為です。自国での申し込みが出来ないのはお国柄ですね。


タクスィムの近くのカフェで、カーリーヘアーがチャームポイントのトルコ人ヘリンと仕事が忙しくて一年で十五キロ太ったリビア人バキルとお喋りとトルコデザートを楽しみました。

 

「俺のパスポートはトイレットペーパーだ。」

 

が彼のお気に入りのジョークです。


以前、コロンビア人の友人に言われてそれが面白かったのかそのままこのジョークが仲間内で定着しました。

 

日本人にとって、ビザが海外旅行の壁になることは殆どないに等しいと思います。

 

へリンが「私もドイツに旅行に行く為にビザを申し込まなきゃ」と憂鬱そうに髪を指で弄びながらバキルと話していた。

 

なので、私も会話に混ざりたくれて「私だってロシアに行くにはビアが必要なんだよ!」と言ったら「「誰もロシアになんて行きたがらないわ”ぜ”」」と大笑いされてあしらわれました。

 

日本のパスポートに感謝しつつ、なんでしょう、このちょっと寂しい気持ち


会話には混ざれないので静かに苦すぎるトルキッシュコーヒーに砂糖をたくさん入れます。トルコキッシュコーヒー様のカップは小さくて模様も鮮やかでとても可愛いです。

 

トルコのコーヒーカップの様に地球なんてとっても小さくて狭いのになんで行けない国があったり、政府に申し込んだりしなきゃいけないんでしょう。

 

拗ねながら飲むトルキッシュコーヒーはたっぷり砂糖を入れたのにまだ苦いままでした。

 

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