海外転々としてるけど、やってることは特に日本と変わらない

沢山歩いて、お家を見つけて、人と出逢って、ご飯を食べて、仲良くなったり、恋をして、寝るだけ

トルコ人男性と猫達

石畳の細い歩道を登る。降る。

 

平地の少ない丘の多い土地に建物を建てられるだけ建てたのだろう入り組んだ狭い道を歩く。

 

一定の離れた距離に置かれた二つの小皿には水とドライフードが用意されている。

 

おはようございます。イスタンブールで猫を見ない日はないです。

 


屈強なトルコ人男性が猫を撫でている光景はとても心が温まります。

 

不良が子猫を助ける。みたいな感じでしょうか。トルコ人男性の殆どは腕に刺青を入れ、髪型はツーブロックにオールバックできちっとワックスで固めているかなり厳つい風貌ですが、話してみるととても陽気で冗談を言うのが好きな、どこにでもいる普通の男性です。

 

しかし、そんな厳つい見た目で野良猫を撫でている姿は反則ですよね。

 

ヨーロッパとアジア、アラブに挟まれている観光地イスタンブールでは見た目で出身国を推測するのは不可能に近いです。そんな中で、道端で野良猫を撫でている男性はトルコ人だと私は信じています。

 

何故なら、サウジアラビアなどのイスラム教徒の観光客が野良猫を撫でるとは私には思えないからです。

 

この思考は私のサウジアラビア、イランなどの中東の友人達が動物をあまり好まないことから来ています。

 

中でも、パキスタンの友人は家に犬がいるなんて考えられないと話していたのが印象的です。

イスラム教では豚と並んで犬は不浄な動物だからでしょうが、トロントで育った彼がそういうのに私は違和感を感じました。

 

 

今まで、旅をしてきて思うことがあります。

 

野良猫がゆったりと暮らしているエリアは治安がとても安定しています。