海外転々としてるけど、やってることは特に日本と変わらない

沢山歩いて、お家を見つけて、人と出逢って、ご飯を食べて、仲良くなったり、恋をして、寝るだけ

東洋人に乾杯

機内が天候の影響で強く揺れるのはいつになっても慣れない。

 

先ほど注いでもらった白ワインが振動で溢れてしまわないようにグラスに気を配る。

それだけのことで私の張り詰めた神経はすり減ってしまう。

 

 

おはようございます。飛行機に乗るのはお好きですか。


 

現在、カナダエアラインでカナダからドイツへ向かっています。ちなみにドイツはただの乗り換え場所です。目的地は、まだ内緒です。

 

窓の外は晴天です。当たり前ですよね。だって雲の上なんですもの!

  

さて、私はかなりの心配性なので「パスポートを持っているか」とか「忘れ物をしていないか」とか「飛行機の時間は大丈夫だろうか」など気を配り続けます。そして、何より私が心配で苦手なのが、入国審査です。

 

 色んな国のスタンプが押されている私のパスポートを細かくチェックする検査官は意外と多いので、何を言われるか毎回ヒヤヒヤしています。

 

前回日本のパスポートは最強だという記事を書きましたが、それでも心配してしまいます。強制送還、入局拒否なんて絶対に嫌だー!

 

もっとリラックスして、飛行機に乗りたいものですがエージェントを通さずに全て自分でやっている私には自分の身は自分で守らなければならない責任があるので、そうはいかないんです。自由には責任が伴うんですよ!何か起きても、誰のせいにも出来ません。

 

以前「一人旅行んて絶対にできない」とトルコ人とカザフスタン人の女の子たちとグループチャットでメッセージのやりとりをしていた。

 

二年前にドイツに一人で行ったことがあるカザフスタン人のアイダはまだ十代、来月にはベルリンに一人旅をするというトルコ人のヘリンは私の二個下です。

 

そんな二人に「一人でトロントきたじゃない。家も仕事も何にもない国に一人で行っといて何をいうんだか」と呆れられてしまいました。

 

自分がもう果たしたことってなかなか目に付きませんよね

でもこれは暮らす為なので、一人旅は私にとって話が別です。

と言う事で、今回の旅はヨーロッパに住んでいる友達に会いに行きます。

 


「白ワインを下さい」

 

Wow ok!」と白人女性のフライトアテンダントは隠さず驚いた反応を私に見せ、ワインを注いでくれる。

 

隣のドイツ語を話す白人男性も驚いた表情をあからさまに私に向ける。

 

慣れている。し、悪い気はしないのでその反応に乾杯してワインを楽しむのが飛行機での一興である。